子宝のフルーツ!妊活女子には「ザクロ」がオススメ

投稿者: | 12月 15, 2016

子宝のフルーツ!妊活女子には「ザクロ」がオススメ
今、世間の妊活女子たちが「ザクロ」に注目しているのをご存知ですか?ザクロを半分に割ると中には赤くみずみずしい果肉がぎっしり。そしてその粒のひとつひとつにザクロの種子が入っているのですから、昔の女性たちが「子宝に恵まれる!」と好んで食べた気持ちもよくわかりますね。でもザクロが今また子宝のフルーツとして注目を浴びているのは、もちろんその見た目だけが理由ではありません。

ホルモンバランスを整えて妊娠力アップ

最近の研究では、ザクロの種子に「エストロゲン」に似た作用をもつ「エストロン」が含まれていることがわかっています。エストロゲンは排卵前の卵胞をしっかりと成熟させ、受精卵が着床するための子宮内膜を整えてくれる重要な役目を担うホルモンです。
ザクロに含まれるエストロンはごく微量ですが、そもそも女性ホルモンの分泌量自体が生涯でスプーン1杯程度。エストロンを毎日少しずつ摂ることで、自然に近い状態でホルモンバランスを整えてくれそうですね。

冷え症を改善して妊娠力アップ

昔から「女性は腰を冷やしてはいけない」と言われますが、これは冷えた子宮は働きが鈍くなり、妊娠力の低下につながるからです。子宮が冷えているということは十分に栄養と酸素を受け取っていないという証拠。
栄養不足の卵胞はしっかり成熟できず、仮に受精に成功しても着床がうまくいきません。エストロンには血管を広げる作用もあり、血流を良くして冷え症を改善して、子宮の機能を活発にしてくれます。また、ザクロに含まれるカリウムは余計な水分を排出してくれるため、血管のつまりを解消して血流を良くし、こちらも冷え症改善に期待できるんですよ。

子宮の若返りで妊娠力アップ!

体内の活性酸素の量が増えると、卵子の老化スピードが加速し卵胞のDNAも傷つきやすくなってしまいます。もちろん、どちらも妊娠力を下げてしまう要因になります。ザクロには抗酸化作用のある「ポリフェノール(アントシアニン、エラグ酸)」が含まれているので、活性酸素を減らして妊娠しやすい元気な子宮を維持してくれます。

おわりに

子宮を元気にし、卵子の老化スピードを緩やかにし、妊娠しやすい体作りのために一役も二役も買ってくれているザクロ。妊活女子ならさっそく今日から毎日食べましょう!とおすすめしたいところなのですが、ザクロ1つあたりに含まれる栄養価の量を考えると、果実を食べるよりジュースなどに加工されたものの方が効率的かもしれませんね。